精進落とし (しょうじんおとし)
もともとは、四十九日の忌明けに精進料理から通常の食事に戻すことで、お斎(おとき、おとぎ)、精進明け、精進上げ、精進落ちとも言いました。
現在では、初七日の法要を、繰上初七日と言って、葬儀後一週間でまた親族方に遠方から集まってもらう負担を考えて、火葬当日に一緒に行われることが増えています。
一連の法要が済んだところで、僧侶や世話役などの労をねぎらう宴席を設けて精進落としの食事をします。
これは初七日の間は、精進料理を食べた習わしからきていて、忌明けの食事という意味です。
喪主・遺族は、一同をもてなすために料理と酒を準備して、お礼の言葉を述べます。