祭祀継承者 (さいしけいしょうしゃ)
祭祀継承者とは、主にお墓を管理、年忌法要等を主催したりする者のことです。
祭祀継承の祭祀財産は、家系図、仏像、位牌、仏壇、神棚、墳墓といったものになります。
遺産ではないので、これらに相続税はかかりません。
継承者になって仏となった故人をお世話する人のことを言います。
大概は、その家や、宗派のやり方に沿ってお世話することになります。
継承者は、それらのしきたりや管理方法をしっかりと受け継ぐ必要があります。
金銭面の負担だけでなく、時間も割かれる役割です。
祭祀は遺産財産ではないので、祭祀を継承しても遺残を多く取得することにはなりません。
相続放棄をしていても、祭祀継承者にはなることは出来ます。