神棚封じ (かみだなふうじ)
故人の家の神棚に死の汚れが及ぶのを防ぐため扉を閉め、白紙を貼る習慣。忌明けまで行います。
門や玄関に「忌中札」を貼り、玄関は開けっ放しにしておくのがしきたりです。
封じ方は簡単で、神棚の扉を閉じ、白い半紙で神棚の正面を隠します。
白い半紙は、しめ縄に、テープなどで張り付けて固定します。
白い半紙を張る際は、家族以外の第三者が行うことが昔の通例でしたが、近年では遺族が行うことが多いようです。
神棚封じの間は、お神酒などの供え物や神棚の扉を閉じ、礼拝もしないようにします。