寿陵 (じゅりょう)
生きているうちに自ら建てるお墓を生前墓や寿陵墓(じゅりょうはか)ともいいます。
人間は死と生を繰り返す「輪廻転生」という仏教の教えから、寿陵は自らのお墓を建てて一度己は死んだものとし、転生してこの世で新たな人生を生きる事と言えます。
したがって仏教的な観点から考察すると、寿陵は大変縁起の良い事です。
“長生き”と”めでたさ”を表す「寿」と、お墓を意味する「陵」が使われていることから、大変縁起が良いこととされ「家庭円満」「子孫繁栄」「長寿」のご利益があると言われています。
そして「陵」は”みささぎ”と読み、中国では古くから「皇帝の墓」という意味で使われました。
日本でも天皇の墓を「御陵(ごりょう)」と呼んでいます。
また、お墓は課税の対象にはなりませんそのため相続の際に相続税はかかりません。
不動産取得税・固定資産税、相続税なども発生しないのが特徴です。