墓相 (ぼそう)
「墓相」とは昔から中国にあった墓地の吉凶を鑑定する学問からのもので、仏教とは関係ないのです。
その上、現在言われている「墓相」が出来上がったのは昭和に入ってからです。
風水信仰を元とした物が多く、 運の良いとされるお墓のことは吉相墓などと呼ばれます。
墓相では、棹石を“寿石”、上台石を“禄石(ろくせき)”、下台石を“福石(ふくせき)”といい、同一の石材(ともいし)でなければなりません。
こだわりを持ったお墓もいいですが、ご先祖様をお祀りする心があればそのお墓は「吉相墓」ではないでしょうか。