境内墓地 (けいだいぼち)
寺院境内墓地とは、宗教法人の経営しており、檀家用に設けられている墓地のことです。
檀信徒などの死者祭祀のための施設であるため、寺院の宗教施設の一部という位置づけをされています。
当該宗教法人の檀信徒以外は使用できないのが原則。
時として宗教法人の事業型墓地との境界線が明確でないケースも見られます。
殆どの境内墓地が、まずは檀家に入り、その後に墓所を求める様な形式になっており、入檀を求められます。
■ メリット
(1) 法要や供養に便利。檀家である人にとっては、親しみや安心感がある。
(2) 宗教法人の管理の元であるので、経営が比較的に安心。
(3) 寺院は、交通の便の良い都市部にも多く立地条件がいい。
■ デメリット
(1) 檀家である必要がある。同じ宗教宗派でなければ納骨が出来可能性が出てくる。
(2) 空きが少ない。
(3) 価格が高い。