地蔵墓 (じぞうぼ)
地蔵菩薩とは、釈迦が亡くなってから、弥勒菩薩が現れるまでの無仏になる間、すべての生き物を救うといわれている菩薩です。
大地のように広大な慈悲で救済するということから、名前がつきました。
僧侶の形をして、右手に錫杖、左手には宝珠を持っている愛らしい姿で広く知られています。
六地蔵像といって、六つの地蔵が並んでいるところがあるのは、六道輪廻の考えからきています。
死ぬと六種の世界へ生まれ変わることから、その都度六つの地蔵に救ってもらうためと言われています。
幼くして亡くなった子どもや水子を供養するために建立される。
地蔵菩薩は子どもを守るとされているため、建てられるようになったといわれている。
関西地域では子どものお祭りとして、地蔵盆があります。
お地蔵様の背後が船の形をした舟形地蔵や、丸彫り地蔵、姿地蔵などがあります。