吉相墓 (きっそうぼ)
家庭繁栄など開運や幸せを願う人が、風水などの様々な観点から、墓相学に基づいて作るお墓のことです。
一般的なお墓とは異なる概念から作られるためその費用も高額となります。
親ではなく、「子供が親の墓を建てる」ということが基本概念としてあり、代が変わる毎に石塔を建てていくのも特徴です。
仏教との直接的な関連性は少なく研究者によって、吉兆の方向や建て方などに相違があります。
また、お墓は東向きに立てると縁起が良いとされる考え方もあります。
東向きの理由は、日当たりが良く、西に西方極楽浄土があるため、東向きのお墓をお参りすると、極楽を向いて拝むことになるなどのためです。
東向きの墓地の人気が高いため、墓地代金(永代使用料)も西向きより若干高めとなるのが一般的です。