出棺 (しゅっかん)
告別式が終わり、花を切り、棺の中に入れたり、故人の愛用品や枕団子、枕飯を収めたりして、最後のご対面をすませます。
棺に釘打ちが行われたあとに、霊柩車に棺を運び出すことです。
棺を出すときには逆さごととして、ご遺体の足を先にして、近親者の複数の男性の手で運び出します。
玄関口を用いず、縁側から運び出すとされていますが、今日の住宅事情の関係でほとんど実施されていません。
霊柩車に運んだあとに出棺の見送りです。
遺族代表は見送りの人々に挨拶をし、喪主は位牌を、遺族代表または近親者が遺影を持ってその後につづきます。