カロート (かろーと)
お墓で、ご遺骨(骨壷)を納める納骨室部分のことをさします。
大きく分けると納骨室が地面(GLライン)より上にある【地上型】と、地面(GLライン)より下にある【地中型】に分けられます。
「棺」を意味する唐櫃(からうど)という言葉が語源になっています。
洋式の芝生墓地などには地中型が用いられる事が多いです。
近年ではスペースを有効活用したタイプを【半地下カロート】と呼びます。
カロート内部の床部分をすべてコンクリートや石材で埋めてしまうのではなく、手前に土の部分を残して、仏様がお土にお戻り頂ける事ができるスペースを残しておく手法です。
コンクリートではなく、カロートをすべて石材で組み立てる石棺カロートが人気です。