くし型加工 (くしがたかこう)
くし型加工とは、お墓の形(加工)のひとつで上部がなだらかな曲線になった形です。
半月型の櫛に似ており、和型でも以前見られたが、最近では、洋型の墓石で良く見られるタイプとなっています。
いわゆる面取り加工(お墓の角部分を減らすことによって墓石が欠けるリスクを減らす加工方法)の1つで、外的要因で極力欠けてしまわないようにするものです。
くし型加工は、墓石全体の印象が優しく見えることや、雨水が墓石の天場(天辺の面)の塵やホコリが、一緒に流れるために、墓石が汚れにくいなどの利点があります。