お別れの儀 (おわかれのぎ)
「お別れの儀」とは、葬儀・告別式が終わった後、火葬のための出棺を前にし、棺の蓋を外し、遺族らが遺体と対面し花などを入れて最後の別れのときをもつこと。
「お別れの義」の後、柩の釘打ちが行われるため、遺族の悲しみがピークに達する場面です。
花と一緒に、故人が愛用していた物を入れることもあります。
遺族・親族の方に直接話しかけるのは避けましょう。
遺族・親族は気持ちを故人とのお別れに注いでいますので、心境を察してあげるべきです。
もちろん大声で喋ることも避けましょう。
遺族や親近者以外の参列者は、お別れの儀には参加せず、出棺の準備が整うまで待つのが一般的ですが、遺族の希望によっては、一般の参列者もお別れの儀に参加できる場合があります。